LIFEの心に響くスローガン

"TO SEE THE WORLD, 

THINGS DANGEROUS TO COME TO,

TO SEE BEHIND WALLS,

TO DRAW CLOSER,

TO FIND EACH OTHER AND TO FEEL.

THAT IS THE PURPOSE OF LIFE."


"世界を見よう

危険でも立ち向かおう

壁の裏側をのぞこう

もっと近づこう

お互いを知ろうそして感じよう

それが人生の目的だから"


これは雑誌「LIFE」のスローガン。

少し前に映画「LIFE!」を見て知ったスローガンですが、とても印象深く、感動したのを覚えています。

映画 LIFE!/ライフ (2013) 監督 ベン・スティラー



雑誌「LIFE」はアメリカで発行されていた、写真を中心とした誌面構成のグラフ雑誌。

1936年に週刊誌として創刊。

1967〜1970年頃には最盛期を迎え850万部を発行。

しかし、その頃にはテレビの普及により経営は悪化、1972年12月29日に通算1862号で休刊。

硫黄島 1945年4月9日


1936〜1972年まで世界の情勢を伝えてきた「LIFE」は残念ながらテレビという新しいメディアにとって変わられ休刊にいたりました。

さらに現在、その役目はテレビからネットに移ろうとしています。

こんな具合にメディア(手段)はニーズや時代とともに目まぐるしく変わっていくものです。

しかし、洗練されたスローガンというのは本質をついていて、普遍的な力を持っています。

その力は人々の心にひびき、ときには動かすことさえ出来ます。

映画にもでてくるLIFE誌を支えたカメラマンやスタッフたちはまさにこのスローガンのもとに自分の使命を見出し、アメリカの思想・政治・外交を世界に魅力的に伝えていました。


雑誌というメディアは休刊になりましたが、

「世界を見よう、危険でも立ち向かおう、壁の裏側をのぞこう、もっと近づこう、お互いを知ろうそして感じよう。それが人生の目的だから」

というスローガンは鮮烈な印象の写真とともにこれからも人々の記憶に残っていくはずですよね。


通風マガジン

ハマっていることや気づいたことをヒマを見つけては発信する不定期マガジンです。 通風とは「通信」と「風穴」の造語です。 Run by かざあなdesign

0コメント

  • 1000 / 1000